唐突ですが、我が家にはオーストラリアン・ラブラドゥードルという犬種の家族がいます。
キムタクさんの家のワンコと一緒で、まだ珍しいので街を散歩していても声を掛けられることが多いです。
この犬種は、とてもトリミングが大変です。
4週間に一度トリミングサロンに通って、カットしてもらうわけですが・・
お店によって全然トリミングの技術が違う!!!んです。(もちろん値段も素敵な感じで違って、高いところは諭吉4枚になります)
前述した通り、珍しい犬種で日本にもまだまだ数か少ない。トリマーさんも経験したことがない犬種というケースもあります。
この犬種を昔から得意としている店は東京に2店舗で、ここから独立されたトリマーさんに担当をしていただいていました。
このトリマーさん曰く、「この犬種を可愛く仕上げられるのは、上記の2店舗でトレーニングを受けたトリマーさんだけで、期待した状態に仕上げるのは無理だと思います。」とのことでした。
確かに、街のトリミングサロンに連れて行った時には我が家も散々な目に・・・上記2店舗で仕上げてもらっているワンコたちはよくInstagramにも出てきて本当に可愛い。実際に我が家のワンコも可愛いですwww
ここからが本題ですが、担当をしていて頂いたトリマーさんが岡山の実家に帰るということで閉業してしまい我が家はトリミングサロン難民なったのです。有名店の2店舗は予約ビッチリで既存からの紹介でも新規は入れません。
なので、この犬種に対応できるトリマーさんを探す旅に出たのです。
「2店舗でトレーニングを受けていないと無理」
この強烈なキーワードを受け、施術家でもある私の血は騒ぐわけです。
「犬である以上、技術力があるトリマーさんなら、絶対に大丈夫。」この仮説を実証したくなります。
私も日本人だけではなく、海外でも施術をしています。国籍や人種は違いますが、人間です。違うからといって施術出来ない。施術結果が出せないか?そんなことはありませんよね?
なので、地域でダントツの経験年数と実際に色々なワンコをトリミングしているサロンに行って来ました。
・カットはオーナートリマーさん
・毛玉とり専門のトリマーさん
・ブロワー専門のトリマーさん
このようにチーム編成をしてサロンを回していて、ひっきりなしに色々なワンコたちが訪れます。まさに実力派のトリミングサロンです。
もちろん仕上がりもバッチリで、可愛いwww(親バカ)
そして、絶対に聞きたかった質問です。「やはりこの犬種は難しいのですか??」
そこで答えたオーナートリマーさんはこの一言でした。
「見ればどんなトリミングをしたのかはわかるし、毛の硬さは犬種が一緒でも違うからその子の個性に合わせたトリミングをすれば、可愛くできますよ〜」
とさら〜っと、私の聞きたかった答えを頂きました。
何よりもチームでやっているので、仕事が早い。早いからといって丁寧な仕事ですし、値段も今までと半額。仕上がりも良い。まさに、上手い・安い・早い。これは多くのワンコたちが来るわけです。
(回転率が本当にすごいので、売り上げベースでもこのサロンは上位だと思います)
(若手のトリマーさん達も多く育成をしていますのでここから独立していくスタッフさんはきっと実力も高いと思う)
どんな状況でも対応し顧客を喜ばせること、後身を育成していくこと、業界に貢献をすること。
やはり、実践を多く繰り返している人は強い。勉強しているだけでは実力は上がらないですし、場数を踏んでいく大切さを再認識させて頂き勉強になりました。ありがとうございました。