治療法はどうでもいい【治療院経営のツボ】

from:やまざきよしひろ

見込み患者さんからみれば、

あなたがどんな施術をしている・こんな最新の治療を取り入れている!

などと記載しているHPやチラシがすごく多いのだが、

見込み患者さんからしたら、そんなことは重要ではない。

治療法なんてどうでもいい。

それよりも、

どの位の期間で治るのか、

本当に治してくれる治療院なのか、

自分の悩みが解決出来るのか、

有名な先生なんだろうか、

そっち方がよっぽど重要です。

 

例えば、

産後から3ヶ月、腰が痛くて悩んでいる二児の母。

一子の産後に骨盤矯正を受けてみたけれど、思った程改善しない。

腰痛に悩みながらも第二子を授かり、

今度こそ治したいので他の治療院を探している。

このような見込み患者さんがいたとします。

 

この方にこんなメッセージはどうですか?

・当院では頚椎の一番を矯正する。それによって骨盤歪みが取れます。

・最新の矯正の機械を使って骨盤矯正します。

・骨盤のズレを解消するには、鍼灸を混ぜながらインナーマッスルをゆるめなくてはいけません。

・ボキボキする矯正ではありませんので体に負担はありません。ソフトな施術です。

など、ありますが、これでは反応しませんよね。

 

では、こんなメッセージはどうでしょうか?

・産後の骨盤矯正に特化している

・骨盤矯正は受けっぱなしではいけません。必ずトレーニングして頂きます。

・赤ちゃんと一緒に来院出来る託児付きなので続けて受けられます。

・妊娠前のパンツが履けるようになります。

どうでしょう。これは産後のママさんは反応しますね。実際当院では反応取れてます。

専門的な治療技術の話はなくても反応するんです。

 

シンプルに言うと、

当院は産後のママさんの悩みを解っているから、

それを解決する事が出来ますよ!とメッセージを送っているだけです。

これをそれぞれの広告媒体に載せて、ペルソナに届けば反応します。

 

あなたがどんなにすごい技術を持っていて、

最新の治療法をやっていたとしても、

患者さんの悩みが解っていなければ、

治療院を繁盛させる事は難しいです。

なぜなら、

患者さんは悩みを解決してくれそうな治療院を探しているから。

施術内容ではなく、悩みとその結果を記載しましょう。

まずは既存患者さんの悩みを聞く事から初めてみてください。

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プロフィール

山﨑 由浩
山﨑 由浩(やまざきよしひろ)
海外開拓治療家コンサルタント
グローバルインターネットマーケター®︎
日本の施術を世界に発信中
整体起業・副業コンサルタントも務める。

日々患者さんの悩みに向き合う治療院経営から、世界での治療家の価値と必要性を感じ、日本の手技や施術を伝えなければならない。と海外事業へとステージを変えています。

日本とベトナムへ治療院を展開中

世界でもエイジング最先端を走る日本において、治療院業界は他の国でも注目をされています。地域の困っている人を笑顔にするのと同じで、まだ治療院業界のない地域へ、日本の手技や施術が役に立てないのか?を考えながら仕事をしています。

目の前の患者さんを笑顔にする。これは日本でも、世界でも、同じです。