こんにちは。
ベトナムのホーチミンで整体院を展開していますが、改めて感じることがあります。
整体という施術を通して、患者さんにどうなって欲しいのか?
ベトナム語でのホームページを作成するにあたり、振り返りました。
私が施術家を志したきっかけは、高校の時に野球で体を壊してしまい、鍼灸・整体に出会ったことです。
ドクターには「もう投げることができない」そう言われて頭が真っ白になりました。
高校も野球をするために選んで、野球で行けるところまで行ってやる!そう決めた矢先に肩を壊しました。1年の夏あまりにも早すぎる高校生活でした。そこからは病院巡りといつか投げれるようになった時のためへの走り込みの日々が続きます。
1年の冬に転機が訪れました。
監督から紹介して頂いた未経験の鍼灸・整体。初めて行った日のことは今でも忘れません。
「これは良くなるから大丈夫だ」
モヤがかかっていた心が晴れた。というのを初めて経験しました。私が施術家になると決めたのはこの瞬間です。
腐っていた自分を一瞬で変えてくれました。もちろん初回で肩が良くなったわけではありません。でも、よくなって野球をしている姿が想像できました。
そこから先生と二人三脚で施術やトレーニングに励み無事に前線に復帰し高校生活をまっとうする事ができました。
大袈裟かもしれないですが、僕は人生を変えてもらったと思っています。
この時がなければ今の自分はありません。
施術を受けにこられる患者さんはいろいろな方がいます。もしかしたら、困っていてこの先どうしたら良いかわからなくなっている人もいるかもしれません。
偉そうですが、整体院に来院することで人生を変えるきっかけになれたら。そう思っています。
なのでその為に、施術を磨く、伝える力を磨く、知識を磨く。現場に立つ人は継続していく必要があると考えています。
表向きには整体院の役割は体の悩みを解決することです。しかし、本当に伝えていきたい事はなんなのか?ホームページの作成にはこの裏側の想いの部分も載せて伝えていく必要があります。
小手先のテクニックも大切ですが、もっと大事な核となる部分がもっとも重要だと考えます。
これをベトナム語で伝えて、日本の整体・施術家のスピリッツをベトナムへ届けていきます。
本日もありがとうございました。