本気で治したい患者さんにする方法【治療院経営のツボ】

from:やまざきよしひろ

先日来院した販売員の28歳女性、首肩こりと股関節に症状を抱えて来院しました。

頭痛がしてしまうと仕事にならないので、毎日ロキソニンを服用している。

ここ3年ずっと症状を抱えていて、整骨院でマッサージや電気を受けていました。

運動はしていないし、食事も悪い。朝は取らないで昼に社食か外で食べる。夜は遅いので食べない事の方が多い。

中々の体の悪さで、本人ももう付き合って行くしかないと思っている。

こんな食事内容じゃ体が回復する訳もない。

最近は食事の重要性をさらに認識するようになった。

 

彼女に問診時にはっきりと言います。

『そんな生活じゃ、何をしても調子よくなりませんよ。実際にいままでどうでしたか?』

患者さんも現実を受け止めきれず動揺し出す。少し言い訳のような事も言ってたかな。

そしてさらに聞きます。

『あなたが本当に良くなりたいなら、施術をしますし、

食事と毎日出来る範囲のトレーニングを教えます。どうしますか?』

患者さん『治したいです。体を変えたいんです。お願いします。』

 

私の場合はここまで関係を構築して施術をはじめていきます。

この状態であればリピートが取れないはずがない。

患者さんが変わらなければ改善への道は開けないのが前提なので、

協力してくれるので早く調子が良くなる。

わざわざ治療院に来院しているのだから、かなりの悩みを抱えている。

問診の時には、

深い悩みを引き出して、

治したい!変えたい!と言わせる事にフォーカスして欲しい。

そうすれば自然とリピート率なんて上がってくるに決まっている。

通院ペースなどが患者さんの都合優先になってリピートが提案しても断れる先生は、

是非実践して欲しい。もちろん新患からやってください。

初回の設定が一番大事です。

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プロフィール

山﨑 由浩
山﨑 由浩(やまざきよしひろ)
海外開拓治療家コンサルタント
グローバルインターネットマーケター®︎
日本の施術を世界に発信中
整体起業・副業コンサルタントも務める。

日々患者さんの悩みに向き合う治療院経営から、世界での治療家の価値と必要性を感じ、日本の手技や施術を伝えなければならない。と海外事業へとステージを変えています。

日本とベトナムへ治療院を展開中

世界でもエイジング最先端を走る日本において、治療院業界は他の国でも注目をされています。地域の困っている人を笑顔にするのと同じで、まだ治療院業界のない地域へ、日本の手技や施術が役に立てないのか?を考えながら仕事をしています。

目の前の患者さんを笑顔にする。これは日本でも、世界でも、同じです。