治療院開業!雇われているうちにやっておくべき5つのこと【治療院経営のツボ】

もう人の為に働くのは辛い・・・。

このまま会社にずっといたら夢を叶えられない。

実力も身についたし、自分で勝負する!

 

現在雇われている治療家が、開業を決めた時に、

雇われている時にやっておいて欲しい5つの事を解説します。

勢いだけで開業をすると痛い目をみるし、

正しく準備をすればあなたの治療院は求められる存在になります。

新規患者さんが治療院を知ったキッカケ

現在勤めている治療院に新規の患者さんはどのくらい来ているでしょうか?

どのようにして治療院まで予約をして来院したのかを知る必要があります。

毎月30人来ているのであれば、

20人がインターネット、5人がチラシ、5人が紹介。

このように内訳をして、何がキッカケで治療院を知ったのかを分析をしてください。

これをする事によって、勤めている治療院の主要な集客媒体が分かります。

この時に年齢と性別も分けて考えると明確な集客媒体が分かります。

女性はホームページが多い、男性はチラシが多いなどのように、30代はブログを読んでいる、

などのように媒体の特性を知ることも出来ます。

どんな悩み・症状を抱えているのか

当然ながら治療院に通ってくるには理由があります。

勤めている治療院の新規の患者さんと既存の患者さんの悩みや症状を聞いてみましょう。

腰痛・頭痛、ヘルニア、骨盤矯正、婦人科症状などのように

症状別に分析をしていきます。

勤めている治療院が得意な症状で、バンバン治している可能性もありますし、

勤めている治療院がある市場で溢れている症状だという可能性もあります。

もしも、同じ市場であなたが同じ症状を主として治療院を開くのであれば、

勤めている治療院とぶつかる事になりますので注意が必要です。

長く通っている患者さんの特徴

現在勤めている治療院に長く通われている患者さんの特徴何でしょうか?

性別、年齢、どんな服装をして、世帯収入はいくらで、どんな食事をして、どのような運動をして、

買い物はどこでして、休みの日はどこに行って、旅行はどこに行っているのか。

好きな雑誌やテレビなどまで知っているとさらにいいです。

長く通っている患者さん、あなたが見続けたい患者さん10人のデータを集めてください。

このデータがあなたが治療院を開業をする時の集めなければいけない患者さんの基準になります。

開業するエリアのライバル調査

調べる方法はオフラインとオンラインの二つです。

オフラインでは、実際に対象エリアの治療院に行ってみる事です。

施術を受けて、技術力やフォローアップなどの実際に受けてみてください。

3回も通えば実力が分かると思います。

なるべく地域でも評判の治療院から優先的に行きましょう。

治療院に置いてあるチラシや、パンフレットなどももらって参考にします。

 

オンラインでは、インターネット上でのライバル調査という事になります。

『地域名+業種』で検索するのが分かり易いですので、Yahoo!やGoogleを使って検索をしてください。

この時に1ページ目に表示されている治療院と戦うことになりますので、

それぞれの治療院の特徴や謳っているキーワードやフレーズを調べてみましょう。

ライバル治療院と違ったポジションで開業をしなければ、繁盛するのは難しくなります。

 

もちろん、オンラインで1ページ目に表示されている治療院には、

実際に足を運んで治療を受けにいきましょう。

患者さんに紹介を仰ごう

もしもあなたが、今勤めている治療院の近くに開業をするのであれば、

オーナー経営者に、今みている患者さんに案内を送っていいか聞いてみるといいです。

住所を知っていれば、こちらからアプローチ出来ますので、なるべくもらいたいところです。

オーナー経営者もあなたを応援してくれる人であれば、快く了承してくれると思います。

近いエリアで開業をするのであれば、良好な関係を作っておく事をお勧めします。

信頼出来る治療院が近くにあるだけで、患者さんを紹介したり出来るので安心です。

 

住所をもらって、案内を送るのが難しいのであれば、

既存の患者さんに紹介してもらうようにお願いをしてください。

今までみていた患者さんはそのまま、勤めていた治療院に通って頂いて、

お友達や家族や知人へ紹介をしてください。とお願いをします。

これであれば、勤めている治療院に迷惑はかかりませんので、安心です。

結果的にご本人が来る場合もあります。

紹介の時に使用するチラシやパンフレットを作成をして紹介し易くするのも必要です。

住所以外にもメールアドレスやLINE、Facebookでもつながっている事で連絡を取れる事も出来ますので、

患者さんに応じて、ネットやSNSを活用するのも手です。もちろん患者さんが希望される方のみですが。

まとめ

治療院を開業する、雇われている時にやって欲しいことをまとめると、

①治療院を知ったキッカケは?

②患者さんはどんな悩みを抱えているか?

③患者さんのパーソナルな部分の特徴は?

④開業エリアのライバル調査をしよう

⑤開業時の紹介準備をしよう

この5つは必ずこなして、資金をあつめてください。

治療院技術があるならば、確実に準備をすれば成果をだすことが出来ます。

引き続き準備を進めてください。

 

追伸

今後あなたが治療院を開いて、最も意識をして欲しいのは、

長く通ってくれる患者さんを集める事です。

そうでなければ、全て新規集客に頼る事になりますし、

広告費の資金勝負になって、

患者さんは来ているけれど利益がでていないという状況に陥ります。

長く通ってくれる患者さんを集めるには、

従って欲しい5つのルールがあります。

このルールに従って発信をすれば、

あなたの治療に価値を感じて、来院をしてくれます。

ルールから外れてしまうと、価格だけで勝負をするハメになってしまいますので、

1時間2980円と勝負をしなくてはいけません。

お気をつけ下さい。

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プロフィール

山﨑 由浩
山﨑 由浩(やまざきよしひろ)
海外開拓治療家コンサルタント
グローバルインターネットマーケター®︎
日本の施術を世界に発信中
整体起業・副業コンサルタントも務める。

日々患者さんの悩みに向き合う治療院経営から、世界での治療家の価値と必要性を感じ、日本の手技や施術を伝えなければならない。と海外事業へとステージを変えています。

日本とベトナムへ治療院を展開中

世界でもエイジング最先端を走る日本において、治療院業界は他の国でも注目をされています。地域の困っている人を笑顔にするのと同じで、まだ治療院業界のない地域へ、日本の手技や施術が役に立てないのか?を考えながら仕事をしています。

目の前の患者さんを笑顔にする。これは日本でも、世界でも、同じです。