優良な患者さんを見極める3つの質問【治療院経営のツボ】

from:やまざきよしひろ

あなたの治療院にもいるだろうか?

・予約時間に遅れる人

・生活指導を見直そうとしない人

・自分勝手に予約を入れていく人

・文句ばかり言う人

患者さんを優良だとか、不良だとかあまり言いたくはないが、小規模な治療院であれば一定数の優良な患者さんがいないと治療院経営が成り立たない。

大手のような数で稼ぐ戦略であれば、患者さんの質など関係はなく、とにかく沢山患者さんをさばいていけば利益はでる。

しかし、小規模な治療院が同じ戦略をとると、数にも限界が来てしまい、やがて値下げ合戦に突入する。この戦いに巻き込まれると、当然生き残るのは難しくなるので戦ってはいけないのは以前からお伝えしていると思います。

それでは優良な患者さんが多い治療院を作るには、どうすればいいのか?解説をしていきます。

基本的な3つの質問で優良な患者さんなのか判断することが出来ますし、優良患者さんにさせることも出来ます。

質問1 ご予算いくらですか? 金

治療院では、ほとんどしていない質問ですね。

車の販売店に言ったことがある方は解ると思いますが、真っ先に聞かれる質問が、

『ご予算はいくらですか?』ですね。

これは我々治療院も同じです。エステでは絶対に聞かれますし、カードの限度額を調べるところもあるくらいです。

何はともあれ、代金を支払わなければ、治療は受けることはできません。あなたの治療がボランティアでないのであれば、正当な報酬をもらって仕事をしなくてはいけません。

体を良くするためにどの位金額を払うことを考えているのか。を聞いておく必要があります。

もちろん予算内で成果を出せるのであれば、リピートしていただくのは簡単ですよね。

聞き辛い場合は問診時のカルテなどに記載箇所を作っていくのも良いです。ですが、大概の場合は小さい額を書かれるので注意が必要です。

質問2 お時間取れますか? 時間

治療の成果を出すためには、治療を受ける時間が必要です。

この時間を作れるのかどうかを質問します。

何としても時間を作ってくれる人や、仕事で忙しくなって支持通り通えない人もいます。

これは実際問題仕方のないことですし、はじめにこの質問をしておけば、リピートがどうしても取れない人も存在します。もちろん、理想は多くの人を支持通りに通って頂くことですが、一定数通えない人も存在することも理解しなくてはいけません。

突き詰めると、一生涯通い続けてくれる患者さんは優良患者さんだと考えることも出来ます。

特に治療の期間が終わって、メンテナンスの期間に入ったら、

生きているうちに何度通ってくれるのか?を考えてメンテナンスの提案をすればいいです。

質問3 約束守れますか? 約束

これは予約時間や、キャンセルルールです。

時間を守ってくれないと他の方に迷惑がかかります。

特に初診時などに、

『カルテの記載などがあるので5分早く来て欲しい』と伝えた場合、

予定通り来院される方には優良の患者さんが多いです。

時間だけは取り戻すことは出来ませんので、

最低限守って頂くことをお願いしたいですね。

マインドセット

この金・時間・約束の質問を意識をして行ってみてください。

私たちは、お客の面接官です。

その患者さんを受け入れるか、断るかはこちらに主導権があります。

もし不良患者さんを受け入れてしまったら、間違いなく優良の患者さんが減ると思ってください。

あなたのことも好意的に思ってくれている人を最も大切にしなければいけません。

このようなマインドセットで質問をすると優良の患者さんを見分けることもできますし、

実は増やしたりすることも出来ますよ。

メルマガ登録





関連記事

  1. 治療家は金儲けをするな!!【治療院経営のツボ】

  2. 売上が上がらない原因【治療院経営のツボ】

  3. 悪魔と取引=目標達成【治療院経営のツボ】

  4. 高額メニューが勝手に売れます!【治療院経営のツボ】

  5. ビフォーアフターは必要?【治療院経営のツボ】

  6. 貯金が好きな治療家へ【治療院経営のツボ】

  7. なぜ、激戦区に治療院を開いたのか?【治療院経営のツボ】

  8. 無料で出来る利益率UPの方法【治療院経営のツボ】

プロフィール

山﨑 由浩
山﨑 由浩(やまざきよしひろ)
海外開拓治療家コンサルタント
グローバルインターネットマーケター®︎
日本の施術を世界に発信中
整体起業・副業コンサルタントも務める。

日々患者さんの悩みに向き合う治療院経営から、世界での治療家の価値と必要性を感じ、日本の手技や施術を伝えなければならない。と海外事業へとステージを変えています。

日本とベトナムへ治療院を展開中

世界でもエイジング最先端を走る日本において、治療院業界は他の国でも注目をされています。地域の困っている人を笑顔にするのと同じで、まだ治療院業界のない地域へ、日本の手技や施術が役に立てないのか?を考えながら仕事をしています。

目の前の患者さんを笑顔にする。これは日本でも、世界でも、同じです。