治療院経営に必要な3つのスキル

from:やまざきよしひろ

最近、沢山の方とお話をしていると、3つのスキルが必要だと、改めて感じています。

安定して成果を上げている人は、3つのバランスが整っている。

ずば抜けている人は、それぞれが平均以上に高く、尖っている鋭いスキルを

持っています。その3つのスキルを紹介したいと思います。

1、職人としてのスキル

まずは、治療家としての職人のスキル。

簡単に言うと治療技術です。

治療家本人の見た目や、患者さんに対してのコミュニケーション能力やホスピタリティも含めて、

治療技術のスキルの一つとして考えます。

 

どれだけ場数を踏んできたか?

どんな治療技術を持っているのか?

どんな師匠に習ってきたのか?

どんな理念を掲げて治療にあたっているのか?

 

それぞれ、治療家として歩んできたストーリーは違います。

『横浜市で唯一の腰痛の専門家』のように他との差別化を測っていますが、

そもそも治療技術を提供している人間が違うのですから、

唯一も何もありません。初めからあなたしか出来ない治療なのですから。

それよりも、

『あなたのプロダクトは最高の商品で、誰を喜ばせることができるのか?』

を意識をするべきです。

 

患者さんの悩みに答えて、解決する。

治療院経営は非常にシンプルです。

患者さんの悩みを的確に理解し、高い確率で解決できるのが、

売れている治療家の共通点です。

 

治療技術を学ぶは素晴らしいことです。

ただ、技術があれば全て解決するのか?

残念ながらそんなことはありません。

治療技術が高ければ患者さんの悩みに答えられる、母数も増えます。

なので、多くの患者さんへ伝えるスキルが必要になってきます。

治療技術も重要ですが、何事もバランスが重要なのです。

 

2、経営者(マーケッター)としてのスキル

あなたのプロダクト、治療技術を患者さんに届けるのがマーケッターとしてのスキルです。

いくら治療技術が最高だったとしても、患者さんに受けてもらうことができなければ、

あなたの治療技術は無いに等しいです。

患者さんを治療院に来させて、ベットに寝かすまでが、マーケッターとしての役割なので、

そこからは職人としての治療技術を発揮しましょう。

 

治療技術が高い先生ほど、マーケティングに力を入れていただきたいです。

あなたの治療が、多くの患者さんを幸せにするのであれば、

もっと多くの患者さんに治療を受けていただかないと、罪です。

 

ただ、残念なことに、マーケティングが先行して、

治療技術が伴っていな治療院も多く存在します。

これでは結果的に治療院業界自体のレベルが下がってしまいますので、

治療技術がある治療家ほど、マーケティングに力を入れていただきたいです。

 

治療院経営者は治療院にいることが多いので、

外部の情報が入りづらい環境です。

『マーケティングは同業者を参考にしなければいけない』

このようなルールはありません。

 

他業種でうまくいっているマーケティングを持ってくるのは

とても素晴らしいです。

ビジネスモデルや集客の導線などを構築するマーケティングは

あなたの提供するビジネスの全体が見えていなければいけません。

 

現場にいると足元は見えますが、上からビジネスを見ることは難しいです。

もしも、全体像が見えていない時は、外部の方にお願いするのも一つの策です。

足りない部分をコンサルタントに発見をしてもらうのも有効です。

 

3、コピーライティングのスキル

患者さんへあなたの考えや思いを伝えるスキルがコピーライティングのスキルです。

コピーライティングのコツは『伝えきる』ことです。

たった一人にあなたの気持ちを伝えるためには、

対象となる相手を熟知する必要があります。

 

これをターゲティングと言いますが、

ターゲティングをするコピーライティングのスキルと、

マーケティングをするスキルのバランスを取るのが難しいです。

 

ターゲットを絞れば絞るほど、その方に響く言葉や言い回しで、

メッセージを書いていくのですが、入り込めば、入り込むほど、

マーケティングの視点を忘れてしまうことがあります。

 

気がついたら的外れなところにメッセージを出していた・・・

結果、メッセージに反応しない。

コピーライティングとマーケティングでは、頭を使う部分が違います。

実践を重ねて、調整が必要ですが、この場合もコンサルタントに調整をしてもらうのが

 

広告やブログを書くこともコピーライティングですし、

問診やリピートのトークもコピーライティング、

普段、恋人や友人と話しているのもコピーライティングです。

あなたがどのような言葉を使っているかで、

どのようなコピーライティングができるのか?

決まってきます。

 

普段から言葉がきつければ、

きついコピーライティングしか書けない。

的確な言葉を選んで会話ができなければ、

伝わりづらいコピーライティングしかできません。

 

コピーライティングが最も早く上達するのは、

文字として残すことです。

手紙でも、ブログでも構いません。とにかく書いてみましょう。

パソコンで文字を入力することが苦手なのであれば、

音声や動画でも構いません。後から確認できる形で残しておいて欲しいです。

そして対象となる、伝えたい人にチェックをしてもらいましょう。

結局あなたのい伝えたいことが伝わって入ればOKです。

感想やアドバイスをもらいましょう。

まとめ

治療院経営に必要な3つのスキルについて解説をしましたが、

それぞれ優劣があるわけではなく、どれも重要なスキルです。

全てにおいて一定以上のスキルがあれば、治療院経営はうまくいきます。

 

ここで重要なのは、

『全てあなたがスキルを身につけなくてはいけないか?』

という部分です。

 

私の考えとしては、

最低限のスキルは持つべきだと思います。

その上でスキルを持っている優秀な方に仕事を振っていく。

なぜなら、

最低限のスキルがないと、優秀な方に仕事を振ることはできません。

外注さんやパートナーさんへ仕事を振っても、活かせないのは、

仕事を振る側のスキル不足です。理解をしてないのに注文を出すことはできません。

 

・治療技術に行き詰まっているなら、技術セミナーに行く。

・治療が好きでは無いのであれば、治療ができるスタッフを雇う。

・集客の導線が乏しいなら、マーケティングコンサルティングを受ける。

・セールスレターや広告が書けないなら、コピーライターに仕事を頼む。

 

それぞれのスキルのバランスが保たれれば、

あなたビジネスは売れていきます。

それぞれ得意な部分があるはずです。

ストロングスキルを伸ばし、足りないスキルを埋めていきましょう。

追伸

3つのスキルには土台が存在します。images

それは前提条件やマインドセットと言われる考え方です。

失敗することばかり考えていれば、失敗します。

うまくいくことばかり考えていれば、うまくいきます。

全てはあなたにかかっています。

 

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プロフィール

山﨑 由浩
山﨑 由浩(やまざきよしひろ)
海外開拓治療家コンサルタント
グローバルインターネットマーケター®︎
日本の施術を世界に発信中
整体起業・副業コンサルタントも務める。

日々患者さんの悩みに向き合う治療院経営から、世界での治療家の価値と必要性を感じ、日本の手技や施術を伝えなければならない。と海外事業へとステージを変えています。

日本とベトナムへ治療院を展開中

世界でもエイジング最先端を走る日本において、治療院業界は他の国でも注目をされています。地域の困っている人を笑顔にするのと同じで、まだ治療院業界のない地域へ、日本の手技や施術が役に立てないのか?を考えながら仕事をしています。

目の前の患者さんを笑顔にする。これは日本でも、世界でも、同じです。